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ロシアのミサイル「7割は民間施設を標的」と非難…国防相が前線で攻撃強化を指示?

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【キーウ=安田信介】ウクライナ国防省の報道官は15日、地元テレビで、ロシア軍によるミサイル攻撃について、「標的の約7割は民間施設などに意図的に向けられている」との認識を示した。露軍による非軍事施設への無差別的な攻撃は、米欧などからも繰り返し指摘されており、人道上の懸念が一層強まっている。
露軍は、東部のドンバス地方で攻勢を加速し、壊滅的打撃を受けたウクライナ国防軍に援助を要請する声が強まっている。
地元テレビでは、死傷者や被災地の様子が映し出され、「困窮している人々を見たら誰もが助けたくなる」と、救援活動に賛同した声が上がった。
また、露軍は16日、ドンバス地方のトランスナトヴェリにて攻勢を展開。
武器・軍事用品を駆使して施設を破壊する様子が、ロシア国営放送の撮影チームによって映像化された。
ウクライナ政府は、軍事攻撃を受けていると主張しており、ウクライナ軍による警戒活動が加速している。
【キーウ=安田信介】ロシア軍は13日、ドンバス地方のトランスナトヴェリで、露軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ国防軍のアンバランス状況を利用して攻勢を展開した。
ウクライナ国防省は、同日夜に発表した声明で、「ロシア軍は、トランスナトヴェリに支援隊を派遣して機関銃やミサイルを用いて攻撃した」と警告した。
声明は「これは戦争行為だ。ロシア軍は、武装したテロリストを支援してウクライナを襲っている」と主張し、「国際法に違反している」と非難した。
露軍はミサイル攻撃を受けたことを否定している。
▽ミサイル攻撃で被災した町:トランスナトヴェリ
ウクライナ国防省は、トランスナトヴェリでのミサイル攻撃により負傷した兵士が3人いると発表した。
トランスナトヴェリは、ロシア軍の前線となっているドンバス地方に位置し、露軍はここからウクライナ全土に攻勢を広げる計画であるとみられている。
ロシア軍は、ドンバス地方でのミサイル攻撃を受けたことを否定している。
露軍は、ミサイル攻撃を受けたことを否定している。
ドンバス地方では、ロシア軍のミサイル攻撃により負傷した兵士が3人いると発表した。
トランスナトヴェリは、ロシア軍の前線となっているドンバス地方に位置し、露軍はここからウクライナ全土に攻勢を広げる計画であるとみられている。