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夫婦共有名義で不動産を所有する場合のメリット・デメリット

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夫婦共有名義で不動産を所有する場合のメリット・デメリット
夫婦共有名義で不動産を所有する場合のデメリットと注意点
共有名義にすることで、以下のようなデメリットがあります。
1.売却がしにくくなる もし共有名義の不動産を売却したい場合、共有者全員の同意が必要になります。
特に、夫婦が離婚する場合や別居をする場合など、共有者同士で意見が分かれることが多いため、売却手続きが滞る可能性があります。
共有名義の不動産を売却する際には、共有者全員が協力することが重要です。
また、共有名義のままでは配偶者が亡くなった場合、遺産分割の手続きも煩雑になることがあります。
共有名義の場合、不動産の登記上の持ち分に基づき権利が分配されるため、相続手続きも複雑化します。
デメリット2:共有者同士のトラブルが起きた場合の解決が難しい 共有名義では、不動産の管理や修繕費などの負担を共有者が分担する必要があります。
しかし、共有者同士での意見の相違やトラブルが生じた場合、解決が難しくなることがあります。
共有者が合意できない場合、不動産の管理や修繕を進めることが困難になります。
そのため、共有名義の不動産を所有する際には、家計や管理方法について細かく話し合い、トラブルを未然に防ぐことが重要です。
共有名義の注意点としては、売却や相続などの場面で登記上の持ち分が基準となることを理解しておく必要があります。
実際の所有権は共有されないため、将来的なトラブルを避けるためにも、不動産を共有名義にするかどうかを決定する前に、専門家のアドバイスを受けることがおすすめです。
参考ページ:共有 名義でローン は 夫 のみで離婚 財産 分 与 家 共同 名義の場合のメリット・デメリット
離婚後の財産分与におけるマイホームの問題について
離婚した際には、財産分与の手続きが必要となります。
中でも特に問題となるのが、共有の名義であるマイホームの売却に関してです。
例えば、夫がマイホームを売却したいと希望していたとしても、妻が住み続けることを主張し売却を拒否した場合、事実上売却することはできません。
夫妻が共有名義人として所有している場合、売却には両者の合意が必要なためです。
また、どちらか一方の名義に変更する場合も、金融機関への連絡と承諾が必要です。
例えば、夫がマイホームの単独名義にする場合、妻の同意を得て金融機関に連絡し変更手続きが必要です。
同様に、妻が単独名義にする場合も、夫の同意と金融機関への連絡が必要です。
つまり、夫婦間の合意や金融機関との手続きが必要となりますため、マイホームの売却や名義の変更は容易には行えないことがわかります。
したがって、離婚後にマイホームの問題が発生した場合は、より細かい手続きや相談が必要となります。