当時は、「このマンションを渡せば、もう二度と離れていかないだろう」という根拠のない思いがありました。さすがに貯金を崩すと妻にバレるのでお金は使えませんが、自由に使える交際費が月に100万円もあったので、意気込んでしまったんです。
専務である小木田は、会社から毎月100万円の交際費をもらっていた。毎月使うわけでもなく、2千万円近くたまっていた。
会社から領収書の提出を求められていたが、下請け会社の知人に白紙の領収書を「お願い」して、辻褄を合わせていた。
國田さんが女性のために買ったマンションは、郊外に建てられたもので1500万円ほどだったが、取引先に頼んで領収書をたくさん切ってもらえば何とかなると思ったのだろう。また、都合のいい計算もした。”マンションを買ってあげれば、ホテル代もかからないし、デート代もかからない”、”交際費のストックがなくなるから、彼女も私の事情を理解して、プレゼントを要求してこないだろう “と。もちろん、そんなことはあり得ないのだが。
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