傷官とは、四柱推命における通変星の一つで、自己表現や創造性を示すものです。ですから、命式に傷官がある人は、独自の視点を持ち、他人とは異なる方法で物事を考える傾向があります。また、自己表現に対して強い欲求を持ち、自分自身を表現するための様々な手段を探求し、自己表現を通じて他人との関係を築くことを好む傾向があります。
こういった傷官の性格上、職業選択においても、自己表現や創造性が求められる職業が向いています。例えば、芸術家、デザイナー、作家、演説家などがその例です。また、自己表現を通じて他人との関係を築くことを好むため、人間関係が重要な職業にも向いています。
傷恋愛においても官がある人は自己表現を重視します。例えば、パートナーに対して自分自身を理解し、理解されることを求めます。また、自己表現を通じて深い人間関係を築くことを好む傾向があります。
そして、傷官が命式に複数ある場合、その人の自己表現の欲求はさらに強くなり、自己表現の手段を探求することに多くの時間とエネルギーを費やす傾向があります。逆に傷官が命式にない場合、自己表現よりも他の価値観を重視する傾向があり、自己表現よりも共同体の価値観や規範を尊重することを選ぶことが多いです。
次に、年月日時別の解説ですが、傷官が年柱にある場合、自己表現を通じて『社会との関係を築くこと』を重視し、自己表現を通じて社会的な地位や評価を得ることを求めます。
月柱にある場合、自己表現を通じて『親しい人々との関係を築くこと』を重視し、自己表現を通じて家族や友人との深い絆を築くことを求めます。
傷官が日柱にある場合、自己表現を通じて『自己理解を深めること』を重視し、自己表現を通じて自己理解を深め、自己成長を達成することを求めます。
時柱にある場合、自己表現を通じて『個人的な目標や夢を追求すること』を重視し、自己表現を通じて個人的な目標や夢を追求することを求めます。
以上のように、傷官がある人は、自己表現を通じて自己理解を深め、他人との関係を築くことを重視します。ただし、私が!私が!と、私を前面に自己表現をしまくるとトラブルに発展する可能性が大です。そこで、傷官がある場合、四柱推命協会によると、自己表現を通じて社会的な評価がちゃんと得られるよう、自己向上をしたり、円滑な人間関係を心がけたりすることで、人生が上手くいく可能性が増える!とのことでした。なので、四柱推命の命式で傷官がある人、特に複数ある人は気を付けた方が良いでしょうし、逆に、気を付ければ他の人よりも素晴らしい人生が歩めることにもなっていくのです♪