布団を重ねて寝ているのに寒すぎて眠れない経験ってありませんか。寒すぎて寝られないのは、もしかするとぺちゃんこになった羽毛布団が原因かもしれません。というのも羽毛布団というのは、たくさんの空気を含ませた状態で使わないと保温効果が全く高まらないからです。
洋服で例えるとダウンジャケットが全く同じ原理で出来ています。一見すると中がスカスカで頼りなさそうに感じるかもしれませんが、実は空気で隙間だらけになったほうが保温効果としては高いんですよね。だから羽毛布団もペチャンコのままだと、どれだけ重ねたところで温かくはなりません。
羽毛布団の保温効果を高めるには、中綿をきれいにして空気を取り込みやすい状態にするのがいちばんです。ただ家で布団を洗濯するのは難しいですよね。コインランドリーに持ち込んで洗濯するにしても、設定とかを間違えると、せっかくの羽毛布団が台無しになる可能性があります。
ランドリーのドアを開けたら羽毛がふわふわ羽ばたいていた。。。せっかく高かった羽毛布団がそんな状態になってしまったら悲しいですよね。しかも想像するに羽毛の後片付けをするのも大変そうです。私たち素人が羽毛布団を洗うなら、プロのクリーニングに出すのが最も安全な方法です。
そうはいっても近所のクリーニング屋さんに布団を持ち込むことが面倒だったり、近くに布団クリーニングを受け付けていない店舗しかないというかもいると思います。そんな布団クリーニング難民にとって、宅配クリーニングは至れり尽くせりのサービス。
宅配業者が往復の集配達を代わりに行ってくれるので、重たい布団を持ち運ぶことなくきれいにすることができます。布団の宅配クリーニングはパック料金制なので、1枚で出すよりも2~3枚でまとめて出した方がお得なシステムになっています。そのため布団を1枚だけクリーニングしたい方にとっては、料金的に見ると使いづらい部分もあるとは思います。
でも2枚以上の布団なら料金単価が一気に安くなるのでおすすめ。リネットやリナビスだけではなく、布団の宅配クリーニングに特化した、しももとクリーニングやフレスコなどもあります。布団の宅配クリーニングって実は料金的にはそれほど大差があるわけではありません。
むしろ布団の宅配クリーニングの料金って横並び状態。違いがあるとすれば、料金的なことよりも仕上げ方のほう。掛け布団をふわふわのまま届けて欲しいのか、圧縮した状態で届けて欲しいのかで、お願いする布団クリーニング業者も変わってきます。比較サイトなどでは、布団クリ-ニング後の仕上げ方に注目してチェックしてみると失敗しなくて済みそうです。